以前からご覧いただいていた方はご存知でしょうが
ワタシこのブログを始めたころは
ロハスマーケティングを生業にしようとしておりました。
まぁその名残で今だにタイトルにゃ
『ロハス』ってコトバがくっついてる。
変えるのが面倒なのでそのまま・・ってウソ。
一応ロハス的考えは強く持っているので
(ブログの内容はロハスとかけ離れてゆくばかりですが・・)
なんか新しいの思いつくまではこのままにしとくの。
っつーわけで、ご察しのとおり
現在はロハスビジネスからは離れ
ファッション業界へ出戻ってまいりました。
といっても、すっかりアパレルに飽きてる私が
素直に洋服作って売って、そんなこたぁしない。
野望のハナシはいずれまた。
で、『ロハス』というコトバに惑わされず
(以前触れましたが、このコトバは勝手に日本で一人歩きして
このコトバの裏にはものすっごく利権が絡んでるので
あたしゃあまり使いたくない)
もっと土臭いことがしたかったワタシは
誘われるがままに現在NPOに参戦。
このNPOが目論んでるのは
神奈川県川崎市のとある街を舞台に
福祉も絡めたボーダレスな街作り。
この内容を説明すると長くなるのでしてあげない。
このNPOのメンバーがとても面白い。
キーマンは以前から福祉に携わってきた方。
それを取り巻く8人が
大学教授、某劇団の主宰者、B系ダンサー、エディター、
レーベルを主宰するレコーディングエンジニアなど。
みんな福祉になんぞ関わった事なんかない連中ばかり。
それぞれここで何ができて何をすべきかわからない連中ばかり。
皆なぜ集められたのかわからないが
皆その道のプロフェッショナル。
ただそれが逆に閉鎖的な福祉を開放する考え方を生み出す。
所詮ワタシら福祉なんぞド素人っすから。
ワタシが呼ばれた理由もさっぱりわからなかったが
今は明確。
来年7月にイベントスペースを併設したカフェをオープンする。
そのディレクションという役割。
『いいじゃん、単純に面白そう』
そんな感覚でこのNPOに参加してる。
近頃話題の『ほっとけない世界のまずしさ』。
売り方、って言い方は御幣があるけれど
このNGO活動に参加する方法がとても魅力的。
ホワイトバンド(シリコンラバー製のバングル)を買うと
その売り上げが活動資金に充てられる。
そしてこのバングルがなかなかカワイイ。
だから『流行モン』として買うコも多い(と思う)。
でもそれでいいんじゃないかね。
『募金してぇっ』って云われたって
『まずしい世界を考えろぉっ』って云われたって
関心示さない人々は絶対数多いわけで。
隣でうずくまる人がいたって見向きもしないんだから
他国のことなど気にするわけがない。
でもコレはちゃんと振り向かせることができた。
意味もわからずコレを腕につけて歩く子がいても
そんなコが街中にいたら
否が応でも皆注目するっしょ。
上手いなぁ。
どっか大手の広告屋とか絡んでんのかなぁ。
毎度の如くハナシが飛びまくったけれど
『ロハス』謳ってたときもそうだったように
視点を変えさせて興味を抱かせることができれば
今まで目を背けてきた
世界が抱える貧困・環境などの問題
そして目の前にある
ハンディキャップを持つ方との共存など
もっと身近に、そして真摯に考えるようになるだろうになぁ。
ワタシがNPOに参加してる理由だって
単純に面白そうっていう興味がほとんどだから。
そんな程度で十分だよね、きっかけなんぞ。
行政のみなさん、保身ばかり考えず
たまにゃぁ常識外れなことしてみたらどぉだろ。