ふと暦をみると、東京ローカルホンクのアルバム発売から既に2週間。
このブログの取っ掛かりが彼らのネタだった。
当初アルバムレビューでスタートするはずが
憂さ晴らしにばかり時間を割いてしまったなぁ。
だいたい、ロハスのハナシは何処ヘヤラ。
まぁイイや。
この2週間、通勤時間に/仕事中に/就寝前にと
ちょーへヴィーローテーションだった『東京ローカルホンク』。
これだけ聞いてりゃそろそろコメントできるだろ、っつーことで。
ただ音楽ライターじゃないのでアルバムレビューってのはやめます。
単なる感想文。
単刀直入に云えば
スゲーいい。
もとい、たいへん素晴らしい仕上がりです。
シンガポールレコーディングから今月の発売まで
《もういいんじゃないのぉ》って周りが心配するくらい
製作期間に4年半掛けた、っつー拘りは伊達じゃない。
ほんとスキが無い。かといって聴く側が疲れちゃったり
もしくは覚悟しなきゃいけないような
そんな余裕の無いオトでは全く無い。
ともすればBGMにしたいくらい自然と入り込んでくるサウンド。
でもBGMにゃならんとです。
つい聞き入ってしまうとです。
おかげで帰りの電車で寝られんとです。
チョッと迷惑です。
ユーモアとアイロニーが同居した楽曲はドコを切ってもイイ。
ほんのり香るブルースのニオイとか
時折見せるソウルっぽさとか
でも根底にはしっかりロックが根付いてる。
なんて思ってると、ふと南風を感じたり。
でも誤解しないでください。
近頃流行のナンデモやります(ミクスチャーなんて都合ヨイ云い方してるヤツ)的
ゴチャゴチャ感は全くありませぬ。
けっこう尖ってるはずのフレーズがあったりするんだけど
尖って聴こえないんだよなぁ。
ベースラインなんぞチョーカッコいいもん。
ロック・ソウル好きには堪らぬグルーヴ。
ブイブイいっちゃってんだから。
ワタシが演ったら絶対痛く鳴っちゃう。自信ある。
何だろ、腹立つなぁ。
このヒトタチはね、スッゲー売れたとしても
きっと中高生のロック小僧には人気でないだろぉなぁ。
だってコピーできないもん。
とっても難しいコトしてんのに
とっても簡単そうに聴かせる東京ローカルホンクに脱帽。
せっかくだからまた出しとこ。
全国のタ●ーレコードで発売中。
オマケに未収録集もくれるってさ。
彼らのサイトにいけば
メンバーの不定期コラムも読めるでよ。