って云っても最近世間を騒がす少年ではなく
ほんとの『コドモ』。乳幼児。
先日友人宅へお邪魔。
二人目が生まれて間もないこの家には
3歳になる長男がいる。
コヤツがなかなかヤラシイのだ。
コンビニに2つ並ぶレジにゃ
片やオバちゃん、片や若いお姉ちゃんが対応してる。
するってぇと明らかに行列の長さが長いのに
若いお姉ちゃんのほうへ並んで離れない。
時にオバちゃんしか居なかったりすると
並ぶことすらしないらしい。
またこんなハナシも。
会社の同僚達とバーベキューをしに行った時のコト。
とってもカワイイ女のコ(仮にAちゃん)が居たのだが
このコはあまりコドモに興味を示さなかった。
片やそこそこ若いが子供大好きという女のコ(こっちはBちゃん)。
このコは嫌な顔一つせず
むしろ進んでず~っと子守をしててくれたらしいのだ。
さて宴もたけなわ、お開きとなって現地解散となった。
皆それぞれの車へ向かい
それぞれにお疲れさんのアイサツ。
そこでこのコドモがとった行動がスバラシイ。
一生懸命遊んでくれた女のコBには見向きもせず
ほとんど触れることもなかった
カワイイAちゃんにただひたすら手を振リ続けたらしい。
当時2歳ソコソコ。
よくできたヤツだよ、まったく。
ともすれば自分の母親でもない女性の
お乳を吸う(事実)。
まぁこれは動物的な感覚で美を見極めてるッつーコトで
どうにか笑い話で済む。
がしかぁし、そりゃスゲーってエピソードを先日入手。
天気のよい、とある昼下がり。
近所の公園でご近所の子連れ奥様方がいつものごとく集まった。
そのまわりでハシャぐコドモタチ。
もちろんその中にはヤツもいる。
ふと見渡すと、ちょっと離れたところに
年の頃小学生~中学生かという女のコ数人が現れた。
ヤツはコドモの群れから外れ
この子達のソバへ躊躇無く近づく。
完全に射程距離に入ってはいるのだけれど
ここはまだコドモの可愛さが残ってた。
自ら声を掛けることはできないらしい。
チョロチョロしながらイジラれるのをひたすら待つ。
すると女のコタチのキツイ一言。
『ジャマだからあっち行って。』
まぁこう云われちゃ帰るしかないわな。
しかし、これで終わっちゃ面白くないでしょ。
そうです、ココからがスゴイ。
母親の元へ歩み寄り一言。
『コレ貸して。』
そう云うと
生後6ヶ月の乳児が乗ったベビーカーを押して
さっきの女のコタチのもとへ再度歩み寄る。
射程距離に入ると彼女達に自ら一言。
『コレ●●(自分の名前)の弟なの。』
ベビーカーの中の赤ん坊をみた女の子達は
『カワイイー。』
・・・・・
天才でしょ、お客様のニーズを把握し
自分の持つ最大の武器をフルに利用する。
っつーかどこでこんな技を覚えるんだ?
まだ3つよ。
そして先にチョロっとだけ登場した
生後6ヶ月の次男坊。
コヤツを抱く私のツレの胸を
下からそっと持ち上げるように優しく触っていた。
・・まぁ父親の血が濃かったんだろうな。