昨夜、国立競技場で行われた
とあるUSブランドのショーに行った。
モデルがランウェイを歩くショーは21:30~で
開場は20:00。
早くねぇ?って思った方、正解。
何してるかって云えば
飲んでただけなんだけど。
屋根付きの野外会場でテクノ系のDJ入れて
間に1人挟まるとハナシできないくらいにオトはデカかった。
っと、ここまで聞くとちょっと小粋なイベントっぽいでしょ。
コレはコレでそうは悪くなかったんだけど。
も少しホンキでがんばってくれてたら
けっこう皆乗っかってたんじゃないかと思う。
ドイツのレイヴやジャマイカのサウンドシステムみたいな野外イベント
ステキじゃないっすか(引用が古いなぁ・・)。
でも云ったじゃない、飲んでただけ。
重くなった腰を上げるほどではなかった。
USモンのビール2種類とエビアンが用意されてて
入場の際にもらったドリンクチケット3枚分は飲み干した。
ワタシら一行が到着したのは21:00チョイ前だったかな。
ベンチに座って話して飲んで。
チィとご機嫌になりかけたその時ぃーっ!!!
オトが変わってランウェイにスポットがあたって
いよいよモデルちゃんの登場。
おぉぉっ、次々と出てくる出てくる、小顔小尻の金髪タチ。
・・・・あれ?・・・・
う~ん、なんだろ、上手いコトバが見つからないなぁ。
え~っと、あっそうそう、日本語でなんか
こういうときに相応しいコトバがあったな。
確か・・・つま・・・・つまらない・・あっ、コレだ。
なぁんかねぇ、早入りしてアルコール入ってオトにハマッて
けっこうテンション上がってたからかなぁ・・いや、違うゾ。
メイクやってるコとモデルやってるコが一緒だったんだけどさ
オレが怪訝(ケゲン)な顔してホンノリダメ出ししてたら
彼女達も納得してたもんな。
ふぅ~っ、まだオレの眼も死んでなかったさ。
まぁ別に何期待して行ったわけじゃないからね。
別にここで偉そうにダメだししてもしょーがないんだけどさ。
っつーかちょっと心配になったもん。
この分ちゃんと回収できるんかいな、って。
大きなお世話だよな。
ファッションショーってお金掛かんのよ、とっても。
東コレなんかは最低1000万くらい用意せなならん。
参加してたのはだいたい数名でまわしてる小さな会社。
回収(商売)に繋がるほどの集客も近年はない。
一時は100以上のブランドが名を連ね
パリ、ミラノ、ニューヨーク、ロンドンと並ぶ5大コレクションの一つとして
脚光をあびた時期もあった。
今って50も出てないっしょ、きっと。
海外のメジャーコレクションって1週間位にギッチギチのスケジュール組まれて
バイヤーやジャーナリストが駆けずり回ってるってハナシをよく聞くけど
東コレって数少ないし会場もまちまちなのに1ヶ月以上やってんだよね。
海外からの集客なんか望めるわけない。
なぁんてことを云ってたらなんと驚き
経済産業省がこれをバックアップする構想を打ち立てた。
ニホンファッションを世界に売り込もうってハラらしい。
なかなかやるじゃん、お役人さん。
でもねぇ、ショーを運営する側ってのがこれまた億単位の大金使わなならんのよ。
ダイジョーブなんでしょうか。
ブラックマネーが動き出すぞぉ。
諸外国のように文化のバックアップに力を注いで欲しいよ。
韓国の映画産業なんかが最近有名だけど。
でもなぁ、今の日本が世界で戦えてるモノっつったら
ゲームとアニメを含む『オタク』なんだよねぇ。
実際ニホンでもオタク文化が3000億円産業っていわれてるし
数年後には兆が付くくらいに膨れ上がるとも云われてる。
アメリカじゃニホンのアニメだけで50億ドルが動いてるってさ。
ってことはニホンが国を挙げて育ててゆくべき文化・人材は
オタクちゃん達ってことかい?
萌え~っ。
じゃねーや、怖ぇ~っ。